世界的にも男性の不妊?原因は低体温とミトコンドリアの不活性化

NUCSS健康浴

男性の草食化が盛んに言われ続けてますが、日本だけでなく世界でも、女性だけでなく男性の不妊症が増えているようです。
精子がたくさん作れない造精機能障害や、精子の運動性が悪い運動無力症といった、様々な原因もあるようですが…。
これらの基本的な原因は、やはり『低体温』と『ミトコンドリアの不活性化』だと思うのです。

以前お話しましたが、私たちの体の中の細胞には『解糖系エンジン』と『ミトコンドリア系エンジン』という2つのエンジンがあります。
詳しくは過去のブログを貼っておきますが、低体温の人は酸素を使わない冷えた解糖系エンジンを主に使っています。

解糖系エンジンは、交感神経が支配し、仕事や緊張、ストレスの高い時優位になり使われますが、化学物質で体がストレスを受けても、このエンジンが主体になってしまいます。
そのため液体ソープやシャンプーなどの化学物質で洗いすぎて肌バリアを破壊してしまうと、皮下脂肪に化学物質が蓄積し、交感神経が四六時中緊張状態になって解糖系エンジンが主体の代謝となります。
すると、血管は常に緊張し収縮して血流が低下、体温が低下して免疫が下がって、病気にもなりやすくなってしまうのです。

理想は、2つのエンジンをバランス良く使うことです。
交感神経も副交感神経も両方の感度が高く、トータルパワーが高いというのが最も健康的な自律神経状態です。
解糖系エンジン、ミトコンドリア系エンジンの両方が活発に使われることが好ましく、その場合の平均体温は36.5度以上になるはずなのです。
そして血流も高く体温も高いベストな状態となります。

低体温だと精子にどのような影響があるのでしょうか?
1回の放出で、約1~4億匹という大量の”生存競争”が始まるわけですが、この中から強い1匹だけが卵子に届くように設計され、優性な種が生き延びるようダーウインの法則が成り立って設計されているのです。
競争に打ち勝って、やっと1匹がたどり着くよう、あえて設計されているわけです。
精子も体部に数個の弱々しい数のミトコンドリアを持っており、動かすためのエネルギーを供給しているのですが、体温の低い解糖系エンジンばかりを使っている人の精子はこのミトコンドリアがさらに少なく エネルギー供給が十分でないため、弱々しい運動になって卵子に届かないのではないかと思います。
また、そういう論文もあります。

生活習慣病があると、精巣の生産能力も働きが悪くなると言われていますが、生活習慣病の元凶も低体温だと考えています。
「冷えは万病のもと」と言うように、体温を上げることが非常に重要なのです。

そこで気を付けたいのが、化学合成洗剤の液体ソープやシャンプーに含まれる化学物質です。
これは角質バリアの皮脂セラミドを溶解し洗い流してしまうため、肌バリアが破壊され 化学物質や水道水の塩素が体内に浸透し体にストレスをあたえ、交感神経を緊張させてしまいます。
化学物質で洗いすぎていたり、毎食後に薬を飲みすぎていたりすると、体内に化学物質が残留し、四六時中血流が低下して体が冷えてしまいます。
体温が高くないと男性も女性も生殖能力が低下し、不妊になりやすい傾向になります。
こういった化学ストレスをからだに与え続ける生活習慣になっていないか、一度見直してみましょう。

私の長女は今49歳でしょうか。
結婚して18年ほど不妊でした。慢性的な冷え性で低体温だったのです。
その後、10年ほど前、私が開発したての重炭酸入浴剤を常用するようになり体温が上がって、全くあきらめていた子供を授かることができました。
しかも正月元旦の朝、4時ごろに電話が鳴り「男の子が生まれました」という喜びの声を聴くことが出来ました。
いま、子供は小学校3年生になり、元気ないたずら盛り、私の幼少期のやんちゃぶりにそっくりな4番目の孫に仲間入りしています。

重炭酸温浴を続けている方から「子供を授かることができた」という嬉しい報告を沢山いただいております。
化学ストレスという存在を知っていただき、冷えが大きな不妊の原因であり、体温を効率よく上げることが出来る重炭酸温浴が、受精能力を十分高めることを知っていただければ幸いです。
もちろん男性機能の向上の効果も大きく、その意思が高まり初めて受精も成功するのです。

身体を温めることが、ご夫婦にとって大きな幸せを運ぶことになるでしょう。
毎日30分以上入ってみてください。ご成功を祈ります。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP