半永久的に残る化学物質?米国で制限されるPFAS(ピーファス)

想い

体内に永遠に残る化学物質である有機フッ素化合物『PFAS(ピーファス)』が、米国で厳しく制限され話題になっています。
最近、ネットニュースで見つけた記事をご紹介します。

―――――記事抜粋――――
「米バイデン政権、水道水の安全性を大幅強化 有害化学物質の上限濃度を3000分の1に引き下げ」
がんや免疫力の低下、胎児の発育不全などとの関連が指摘され、飲料水への混入が大きな問題となっている有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」に関し、米環境保護庁(EPA)は飲料水の安全性を高めるための新たなガイドラインを発表した。新ガイドラインは従来のものに比べて規制が大幅に強化されており、欧州連合(EU)に足並みをそろえた格好だ。

PFASは5000種類近くあるとされる有機フッ素化合物の総称で、半導体の製造に欠かせないほか、家庭用調理器具やプラスチック製の食器、口紅やアイメイクなどの化粧品、撥水加工された衣類、家具、身の回り品など幅広い工業製品に使われている。

化学的に安定しているため自然環境下では極めて分解しにくく、いったん工場などから廃水と一緒に排出されると、流れ込んだ先の河川や湖沼、地下水、土壌を半永久的に汚染し続ける。また、飲み水や農作物などを通じて人の体内に入ると排泄されにくい。このため「forever chemicals」(永遠の化学物質)とも呼ばれている。

(出典:https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20220617-00301419
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身近な生活用品や化粧品にこのPFASが使われており、ゼロに近い低濃度でも人に何らかの影響を与える可能性があるということです。
米国では厳しく規制する方向で進んでいますが、日本では話題にも上らず規制する流れにはならなそうです。

1つ言えるのは、飲み水など、口から入る場合だけでなく、大面積の吸収体である肌から体内に入ることも懸念しています。
肌をさらす、入浴時にはもう少し気を付けていただきたいと思っています。

多くの方が液体ボディソープや液体シャンプーを用いた入浴習慣により、界面活性剤で肌バリアを破壊し経皮吸収を促進させています。
毎日のバリア破壊と化学物質への接触がこういう化学汚染の蓄積を増大させ、経皮吸収の大きい赤ちゃんや女性の健康被害を起こします。
冷えや更年期障害、PSMなども皆この入浴習慣を変えることが必要だと思っています。

医聖ヒポクラテスの言葉「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」に立ち返って、自然に還ることが大切なのです。
原因不明の体調不良は、「もしかしたら石鹸やシャンプーかも?」と、当たり前に使っている、石鹸やシャンプーを疑ってみるのも大事なことです。
海外ではこれら家庭用品は販売禁止となっています、シャワーを浴びるだけでシャンプーなどを用いない入浴やオーガニックへの切り替えが盛んです。使わなくなっただけで体調が良くなったという声は非常に多いです。

体調が悪いから薬を飲んだり、何かを足していくのではなく、思い切って”やめてみる”という行動が、不調を軽減し良い方向へ行くのかもしれませんよ。

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