記事の目次
巷にあふれる健康法は間違い
人生100年時代と言われますが、100歳まで元気に生きるにはどうしたら良いか?考えたことはありますか?
ネットに”若返り法”や”老化防止健康法”など星の数ほどありますが、どれも部分的で表面的なものが多く、とても100歳まで生きられる健康法とは思えません。
戦前まで、日本人の平均寿命は50歳くらい、戦後急激に寿命が伸びました。
戦前の寿命は戦争で亡くなることや、結核、赤痢、マラリアやジフテリアなどの細菌による感染症が主な原因でしたが、これはワクチン接種や抗生物質などの医学の進歩により飛躍的に寿命が延びました。
このように医学の進歩で、助かる命も多くなり、正しく健康的に過ごせば本来は100歳まで生きることができるはずです。
しかしなぜか、戦後は生活習慣病と言われる、がんや糖尿病、心筋梗塞脳梗塞などが圧倒的に増えてしまい、平均寿命は85歳程度、健康寿命は72歳程度に留まっています。
多くの方が、80歳後半からは何かしらの介護を受けながらの生活になっています。
介護に入るきっかけは、転んで骨折や脳梗塞や心筋梗塞など循環器病が圧倒的な原因だそうです。細胞や臓器の老化より、毛細血管の老化や骨粗しょう症など骨や筋肉の老化が介護になってしまう問題のようです。
血流を上げて細胞を新しく入れ替えよう
一般論として老化を防止するには、副交感神経の劣化を防ぎ、血流をあげて高い体温を維持することが大切です。
加えて、「腹6分目」とか「16時間食べない時間をつくる」などが有効だと言われますが、これはたしかに老化防止には有効だと思われます。
細胞は常に新しく入れ替わっているので、古い細胞をより早く壊すことで新陳代謝を上げることができるのです。
常に腹いっぱい食べると、古い細胞が壊れず、脂肪細胞に栄養を蓄えるメタボになりやすいです。
できるだけ栄養を摂らず細胞を枯らしておくと、自分のからだの古い細胞をどんどん壊し、入れ替えようとするのだそうです。
古い細胞を新しい細胞へと作りかえることで活力が上がるという理論で、マウスでは大きな効果が認められています。
おいしいものを食べるのは楽しみのひとつとして必要ですが、お腹いっぱい食べ続けていては老化防止にも、健康にもなれないということです。
現代は食料が潤沢で、1日3食に加えおやつも食べるようになり、古い細胞を壊して使う暇もない飽食の時代です。体は戸惑っているのではないでしょうか。
戦前は、体内に糖が余ってしまう糖尿病などは皆無だったのです。
おなかのサイズが増えれば、それだけ古い細胞の入れ替えが進まず、老化が進むのです。
できるだけお腹を空かし、栄養が余らないよう、食べるものも玄米菜食といった消化が遅い余剰栄養が余らないような食材を選ぶ食べ方が老化防止のコツなわけです。
このように食生活を変えることでも、健康寿命も伸長し100歳まで介護も要らずに生きられる可能性が高まります。
100歳まで健康に生きるために
なお、食生活以外で注意すべきは、化学物質による化学ストレスです。
スマホなどの電子機器から電磁波を浴びたり、サプリメントを常用的に飲んだり、お風呂で化学物質の入った石鹸やシャンプー、入浴剤を使うことで、化学物質が体内に蓄積されます。
これによって起こるのが化学ストレスです。体内に蓄積した化学物質は、交感神経を優位に働かせ、血流を下げて体温を下げてしまいます。
化学物資ゼロの重炭酸温浴で血流も体温も上げていけば、100歳まで健康に生きられるはずです。
コメント