意外と知られていないホルモンの役割とは?

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ホルモンの役割とは?

人間のからだにとって必要不可欠な、必須ホルモン。
種類は100以上もあると言われています。
例えば、脳下垂体では成長ホルモンが作られ、膵臓(ランゲルハンス島)ではインシュリン、副腎ではコルチゾールやアドレナリン、生殖腺ではテストステロンなどが作られます。
ホルモンは、人間がいろいろな環境に対応して最適に活動できるよう必要に応じて分泌されます。
ストレスも、リラクゼーションもそうですが、あらゆる人の活動がこのホルモンによってコントロールされています。
なぜ自律神経によって伝えず、ホルモンとその受容体により情報が伝えられ生体反応が行われるのでしょうか?

自律神経は、交感神経と副交感神経という逆の働きをする2つに分かれています。
例えば、恋をすれば、副交感神経が優位に働き、オキシトシンという幸せホルモンが分泌し、心豊かにゆったりと彼女と語らい、交感神経が優位になれば、アドレナリンとかコルチゾールとかが分泌し緊急臨戦態勢ができあがります。
自律神経だけだと、即効性はありますが、体の指令と生活環境の状況が違う場合もあります。
そのため、状況も勘案しながら自律神経の指令を受け、ホルモンを分泌させ、その受容体との組み合わせで、必要な体の反応が起こるよう、自律神経とホルモンという組み合わせで、情報を伝え、体が反応するようにできているのです。

ホルモンをからだ全体に届けるには血流が必須

しかしながら、低体温で低血流だと、いくらホルモンが分泌されても必要な細胞へホルモンが十分届きません。
必要な栄養やホルモンを全細胞の隅々まで届けなければ、ホルモンの十分な働きを得ることができませんし、そのホルモンでの細胞の働きも得られません。毛細血管がゴースト化してしまったら、ホルモンが分泌されていないのと同じ結果となってしまうのです
老化するとホルモンが減ると言いますが、20代でも体の冷えがひどければ老化でホルモンが出ないと同じくらい老化現象がみられる場合があるのです。
しっかりと血流を流すためには、体を温め毛細血管が消えない工夫が重要になるわけです。

今までの健康学では、血流を流す副交感神経を置き去りにして、「この食べ物が体に良い」とか「このサプリの〇〇成分が良い」とか、部分的なことばかり語っていたと思います。
どんなに体に良いとされるものを食べたとしても、その栄養を送り届けるのは血流なわけです。
目に見えない毛細血管は、体の血管の9割以上と言われています。老化でその毛細血管の40%がゴースト化してしまうと言われていますが、若くてもストレスのある生活をしていたら、毛細血管はゴースト化し、栄養を送り届けることも ホルモンを送り届けることもできず、老廃物を回収することもできなくなってしまいます。
まるで吉幾三の歌にあるような、“道路も無ェ~水道も無ェ~信号も無ェ~”といった、“オラこんな村イヤだぁ~”となってしまうのが冷えであり低血流なわけです。

血流を上げる方法

そして、その冷えの原因のひとつが石鹸シャンプーで入浴する戦後の生活習慣であることは何度もこのブログでも言ってきたことですね。
お客様から最近こんなお言葉をいただきました。
「なんの気なしに重炭酸温浴の存在を知り試してみたところ”お風呂に長く浸かれ”と書いてあったからその通りにしたら、真冬なのに暖房いらずで体がポカポカになった、汗がにじみ出てずっと温かかった」とおっしゃってくださいました。

とにかく副交感神経にスイッチを入れる体温を36.5度以上にすることが重要です。
ストレスのない生活をするのは難しいですが、重炭酸のお風呂に浸かるだけで、副交感神経にスイッチを入れられ、血流を大幅アップすることができます。
血流をアップさせ、ホルモンを体に行き渡らせましょう。

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