私が定年後も77歳でもまだまだと思って働いているのは、「定年後は写真技術で社会に恩返し」と心に誓って定年後に起業したからですが、55歳の現役時代紫綬褒章受章の折、豊明殿でお声をかけていただいた当時の陛下(現上皇様)のお言葉がきっかけでした。
コニカ時代に開発した、写真現像の無水洗処理などの発明が評価され、1995年に全国発明賞で朝日新聞社賞をいただき、1998年に科学技術庁長官賞、その後、紫綬褒章に発明協会からノミネートされたわけですが、常務会では「社長もまだもらってませんし小星さんならいつでも取れますから」と常務たちが反対したが、当時の社長U氏は、「小星さんはやんちゃだからもらえる時もらっておきなさい」とこれで授賞が決定。翌年の1999年に紫綬褒章が授与されることになるわけです。
新聞発表されると、色々な業界からお祝いや電報や蘭の花などが自宅にたくさん届きます。
全く知らない大企業からもでした。いろいろな団体から寄付の依頼も結構来ましたね。
授賞式の当日伝達式の後に、科学技術庁関係が1台のバスで宮中豊明殿に向かい陛下のお言葉を戴きます。
20名ほどだったでしょうか。妻を後ろに整列して陛下のお言葉をお待ちします。
陛下が5mくらいに近づくと髪の毛が総毛立ち、「あーこの方は神様なんだ」そのくらい感激でした。
汚れのない非常に綺麗な方だなという感激なのか、ものすごい感動でした。
そしてお言葉を戴き、その瞬間定年後はこの方と一緒に日本のために生きよう、そう決心していたのです。
今でもこの時の決意は崩れず、私の生甲斐になっています。
髪が「総毛立つ」というのは普通は恐怖とか悪い意味で使いますが、この時は頭の毛がじわーと総毛立つ不思議な感覚で、77年で1回しかなかった体験ですね。
純粋な荘厳さを感じた一瞬なのだと思います。
平均寿命は世界一長いが、介護期間も世界一長く、決して健康でも幸せでもない日本。
重炭酸温浴法を普及させ圧倒的な健康寿命を実現する。
必ず80歳定年制を実現し、3割の方が80歳まで現役で働ける健康社会を実現したい。
そうすれば120兆円以上の年間社会保障費(年金、医療費、介護費)が30兆円以上もセーブ出来ます。
年金ではなく働いて給料もらえば、皆消費も活発化し税収も増えます。
1,100兆円の国の借金は40年もあれば返せます。
PBは正常化し、世界がうらやましがるような超高齢社会と健全財政が実現。
AIとロボットが働き、われわれはゴルフをやっていても喰えるような幸せな未来社会が実現するかも?
楽しみです。
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