海外で進む化学物質の規制。どんな商品が危険視されているのか?

NUCSS健康浴

「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」は、ヒポクラテスの言葉ですが、海外では化学物質に対する法律による規制が厳しく、一般市民も化学物質を危険視する傾向は日本よりはるかに強いようです。
海外のメーカーやメディアも化学物質に関して発信していましたので、ご紹介します。

避けるべき5つの化学物質

「シャンプーとシャンプーバー(固形シャンプー)で避けるべき5つの化学物質 」
引用元 : https://mikessoaps.com/2021/04/14/5-chemicals-to-avoid-in-shampoo-and-shampoo-bars/

訳してみますと、以下のようなことが書かれています。
”硫酸塩、防腐剤、香料、パラベンなど、シャンプーの成分は、すべてただの化学有毒物質であり、それ以上の何物でもありません。”

”特にヘアケア製品には、有害有毒な成分がたくさん含まれています。これらの化学物質は髪だけでなく体全体の健康にも影響を及ぼします。”

”健康上のリスクを最小限に抑えるため、硫酸塩、パラベン、フタル酸エステル、トリクロサン、ジメチコン(シリコーン)、この5つを使用していない、オーガニックシャンプーとコンディショナーを検討する必要があります。”

化粧品やヘアケア商品にも注意を

また下記は別の記事ですが
「10代の女の子の場合、化粧品を切り替えることで化学物質からの影響を大幅に減少することができます」
引用元 : https://www-eurekalert-org.translate.goog/news-releases/749441?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=op,sc

”2016年3月7日月曜日にジャーナルEnvironmental Health Perspectivesに公開された結果。
カリフォルニア大学バークレー校環境研究所および子供の健康センターの副所長である研究主執筆者のキム・ハーレーは、「10代の少女は、生殖が急速に発達する時期であるため、特に危険にさらされる可能性があります。調査によると、平均的な成人女性よりも体表面面積が小さく1日あたりの相対的なパーソナルケア商品(化粧品、石鹸、ヘアケア商品、香料、日焼け止め)の使用量が多いためです。これらのパーソナルケア商品には、フタル酸エステル、パラベン、トリクロサン、オキシベンゾンなどの化学物質を含むものが多く、これらは内分泌系に干渉、影響を与えることが示されている。”

・10代の女性12名に対して、これらを含まないラベルの付いたパーソナルケア製品を提供。低化学物質を使用した3日間の試験の前後の尿サンプルの分析で、体内のこれらの化学物質のレベルが大幅に低下。
・香料に一般的に使用されるフタル酸ジエチルの代謝物は、試験期間の終わりまでに27%減少
・防腐剤として使用されているメチルパラベンとプロピルパラベンは、それぞれ44%と45%減少
・抗菌せっけんに含まれるトリクロサンは6%減少

https://koboshi.net/wp-content/uploads/2021/07/6V4A5643k_730-300x300.jpg

化学物質は皮下脂肪に蓄積するだけでなく、尿からも排泄されるというわけです。

化粧品でもボディソープでもシャンプーでも、”液体”にするとどうしても保存するために化学物質が使われることになります。基本的には液体の商品は固形のものと違って必ず殺菌剤が多量に含まれており、健康に影響を及ぼしやすいものだと覚えておいていただければと思います。

小さい頃からベビーシャンプーで洗い、その後も石鹸・シャンプーの化学物質を浴び続けていると、体も心も蝕まれてきます。肌の吸収率は高いということを忘れずに、「お風呂は飲み水」ぐらいに気を付けなければいけません。

そのためにも、我々が提唱するNUCSS(ナクス)健康浴を知っていただきたいのです。
これは “ Not Using Chemical Soap & Shampoo ”の略で、入浴などで使用する化学物質8つを”なくす”生活習慣を進める造語です。
以前にもブログで書いてありますので、そちらも合わせてご覧ください。

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