下痢や便秘が多い人は、食生活だけでなく、自律神経のバランスの崩れにご注意下さい。
交感神経が優位でストレスにより、メンタルからくる下痢や便秘も考えられます。
私は、中学生の時、大腸カタルで下痢が続き学校を長期に休みました。その後も何か少し変わったものを食べるとすぐに下痢をする体質でした。
しかし65歳くらいから重炭酸温浴をするようになって下痢がぴたりと止まり、胃腸がものすごく安定したのです。それからは毎朝きちんと気持ちの良いお通じがあります。
すべての臓器や生体反応は、自律神経によって支配され動かされています。
パソコンで言えば、自律神経は体のOSであり、すべての臓器やシステムを制御し動かしています。
この自律神経が失調しおかしくなると、いたるところに不調をきたしてしまいます。
メンタルも物理的な環境も例えば波動といった気までも、自身が受け取る全ての信号を自律神経が感じとり、体全体の臓器を動かしているのです。
例えば、心臓の活動や脈拍、血流も体温もタンパク質の合成や酵素の反応も免疫も全てがこの自律神経で制御され、動かされているわけです。
心配事があったりストレスを感じたりしていれば交感神経にスイッチが入りっぱなしです。さらに化学物質を体内に取り続けていたら、体には化学ストレスが加わり危険です。
そういうわけで、原因のわからない体調不良、いわゆる不定愁訴や冷えを感じる方は、この自律神経が乱れていると疑ったほうが良いわけです。
交感神経と副交感神経のバランスを整えるということは非常に大切です。
交感神経は一瞬にしてスイッチが入ります。例えば、クマに出会ったらぞっとして緊張し、交感神経が優位になり、リラックスの副交感神経を意図的にスイッチを入れるのはすごく難しいです。
禅の大家とか太極拳の達人といった人は副交感神経に自分御力でスイッチを入れられますが、一般の方は環境を変えない限り無理です。
ところが誰でも簡単に副交感神経にスイッチを入れられ、リラックスできる方法があるのです。それが重炭酸温浴というわけです。
もちろん、石鹸・シャンプーをやめて、41度以下で入浴するという条件があります。
今までの化学物質を経皮吸収してしまう入浴方法や42度以上の熱い湯をやめ、重炭酸湯に浸かるだけでいいのです。
しばらく継続すると便秘も整うと思いますよ。
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