働く女性の自殺が増加しているようで、2020年の自殺者数は1698人と、19年までの5年間の平均に比べて約3割近く増加したそうです。
動機別では、うつ病など精神疾患を含む健康問題が多いようで、コロナ禍で働き方が変わり、運動不足や精神的なストレスでうつ病になりそれが自殺につながっているようです。
ですが、コロナ流行前から日本人の15~39歳の若い年代における死因は、自殺が第一位で最多、がんなどの病気や不慮の事故を上回っていたのです。
15~34歳で比較した世界保健機関(WHO)の資料によると、先進国で死因1位が自殺なのは日本だけで、韓国と並んで若年層の自殺が高く深刻です。”
(出典 : 産経ニュース https://www.sankei.com/article/20201028-HGRVRFS5KJLH7DFF7H45PAOWOQ/ )
また、G7(日本、フランス、ドイツ、カナダ、アメリカ、イギリス、イタリア)+韓国の15~34歳の死因上位3位を見ると、日本と韓国のみ死因1位が自殺となっており、G7では日本だけという不名誉な結果なのです。なぜこのようなことになるのでしょうか?
睡眠不足がうつ病の大きな原因
体温が高く、きちんと睡眠が取れていれば、心が病んでしまうということは、ほとんど無いはずです。
ですが、血流が悪く、体温も低くて睡眠が取れていないと、心が病んでしまいがちです。
先日、テレビ番組でも体温のことについて取り上げられていましたが、眠りにつくときに体温を下げて眠りに入るわけで、体温が高ければ下げ幅が大きく取れるため深い眠りにつきやすいのです。
逆に体温が低いと下げ幅が取れないため、寝付きが悪かったり眠りが浅くなってしまいます。
からだの冷えは入浴方法で変えられる
ではなぜ低血流・低体温になってしまうのか?
これはひとえに、戦後進駐した米軍に寄生虫が急増した原因が、日本の水が汚いからだと決めつけられ、水道法で残留塩素濃度を世界平均の10倍以上に定められてしまいました。
これにより、日本人は体が冷えてしまうようになったのです。
日本は毎日お風呂に入る文化があり、きれい好きで石鹸で徹底的に体を洗う習慣があります。
本来の角質皮脂バリアを界面活性剤が破壊しまい、石鹸シャンプーの化学物質や残留塩素が皮下脂肪に経皮吸収され体内に蓄積されるようになってしまいました。そのため、交感神経を緊張させ体を冷やしてしまうのです。
海外はシャワーだけ、しかも石鹸やシャンプー使うのは週に2、3回が当たり前の国が多いです。
日本は毎日のように石鹸やシャンプーで全身をくまなく徹底的に洗う習慣が仇になってしまっています。
毎日、石鹸シャンプーを使えば、石鹸シャンプーに含まれる化学物質が皮下脂肪に蓄積し、常時交感神経が緊張し、化学ストレスとなり、血流を下げて体温を下げる原因になってしまいます。
また、男性に比べて女性は生殖器の粘膜からの経皮毒の吸収が腕や背中の42倍も多いです。ですから女性は、入浴方法に特に注意が必要なのです。
冷えが女性に多いのも、働く女性の自殺の増加も、入浴方法を見直すだけでも変わってくると考えています。
低血流低体温を改善するためには、重炭酸温浴が最も効率的かつ効果的だと思います。
石鹸シャンプーを使わずに重炭酸温浴で洗えば、血管内壁にNOが分泌し血管の拡張血流が上がり、体温も上がります。
このように入浴方法を見直し、体をあたため、十分な睡眠をとることで、うつ病も自殺者も減っていくのではないでしょうか。
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