人は血管から老いる?血管の病気にご注意を!

NUCSS健康浴

冬は寒さから心臓発作も多くなります。
最近、このような記事を拝見しました。

日本における突然死の死亡者数は年間で10万人以上。すべての死亡者の約2割を占めている。
「その中でいちばん多いのが心筋梗塞などの心疾患、2番目は脳卒中、3番目は大動脈瘤破裂と大動脈解離です」とは医学博士の高沢謙二先生。
年齢が上がるにつれてその割合は増加傾向にあり、他人事ではないのが現実。

「これらはすべて血管の病気です。血管の内側には知覚神経がないので、痛いなどの自覚症状がありません。発生直前まで何の症状もなく、症状が出たときには手遅れ……ということになりやすいのです」
(出典 : 週刊女性PRIME「知識を知れば未然に防げる!心疾患に脳卒中、医師が教える “冬の突然死” を防ぐ「血管ケア」」 https://www.jprime.jp/articles/-/23112 )

血管の老化を止めるために

2018年に「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」が公布されるほど、死亡や介護につながってしまうのが心筋梗塞や脳梗塞などの血管の病気です。
これらの疾患は、たとえ命を取りとめたとしても、介護になる可能性が非常に高く、重大な疾患となります。

「血管から老いる」と言われ、加齢などによって血管が硬くなり、プラークと呼ばれるゴミがたまることで動脈硬化や脳梗塞などを引き起こします。
老化は生活習慣病の代名詞になっていますので、人ごとではありません。

この血管の老化を止めるのが重炭酸温浴です。

入浴するだけで、血管内皮に潤沢に一酸化窒素 NOを分泌します。
NOは、血管を広げて血流を上げたり血管を柔軟にしてくれたり、プラークを溶かして血管を若返らせる作用がありますが、40~50代から分泌が衰えてきます。
NOの分泌劣化が血管内壁にプラークをつきやすくし、血液の流れを悪くするため、流れが悪い血管はゴースト化し、この血管老化が全細胞への栄養や酸素の供給を阻害して生活習慣病を引き起こします。

ですから、重炭酸温浴で毎晩30分湯船に浸かり、NOを分泌させる訓練をすれば血管はどんどんきれいになり、血流が流れるほど血管も柔らかくなり若返るわけです。
入浴時間が長ければ長いほどNO分泌の効果が出ますから、週末など時間があるときは、1時間くらいじっくり浸かることをおすすめします。
血行を促進して、すべての細胞に栄養届けて老廃物を排出する、これが健康の大元です。
体内の物流、根幹のインフラというわけですね。

どんなに温かいお風呂に入っても、NOは出ません。
重炭酸温浴は温度ではなく、NOによって血流を上げて体を温めますから、血管の老化も予防することができれば、血管の病気も怖くはありませんね。
ポイントは30分以上健康カプセルだと思って入ることです。

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