2022年のスギ花粉シーズンのスタートは例年並みで、早い所では2月上旬から飛散が始まります。
この時期、花粉症に悩まされて、毎年薬を飲んでいる方も多いのではないかと思います。
1990年頃から花粉症が話題になり始めましたが、私が若い頃は花粉症という言葉自体無かったですし、田舎では杉林の真下に家がたくさん建っていましたが、花粉症など全くありませんでした。
ではなぜ、近年花粉症が出始めたのでしょうか。
化学ストレスによって免疫力が低下
原因は、やはり戦後の生活環境に登場した化学物質であり、化学物質によるストレスで、血流が下がり、体が冷えて免疫力が低下し、花粉への異常なアレルギー反応であると思います。
血流低下で体温が下がり、副交感神経に支配されるリンパ球の働きが低下すると、アトピーだったり花粉症だったり免疫異常が起こり、アレルギー過剰反応を起こすわけです。
花粉症対策には、腸内細菌や肌細菌の状態を整えるために、化学物質を排除した生活習慣にし、免疫力を上げていかなければなりません。
ヨーグルトを1年飲み続けると花粉症が治るとか、言われますが、これは要するに「腸内細菌を整え、免疫を高めないとだめ」というところが根本にあります。
ですが、免疫を正しく元に戻しアレルギーを治すには容易ではありません。
免疫を変えるために
花粉症になる人は、体温が低い人がほとんどだと思います。
自律神経のバランスを整え、体温を上げるには重炭酸温浴を行い副交感神経にスイッチを入れ、血流を上げなければなりません。
もしくは、腸内細菌を変え体温を上げるかしか方法はないと思います。
ただ、それでもすぐに免疫が変わるかと言えば個人差もありますから、1、2年ぐらいはかかると思います。
今から始めて、来年の春に向けてしっかり1年以上準備をしていけば、免疫は確実に変わっていくと思います。
私は、10年前はひどい花粉症で、3月にはゴーグルをしていたほどでした。
ここ3、4年、食事を玄米菜食に変え、お風呂は石鹸を使わずに、重炭酸入浴剤だけで入浴を続けていますが、花粉症の症状は年々弱まって治ってしまいました。
やはり、化学物質を避け、体を温めることで免疫が高まったのではないかと思ってます。
花粉症でお悩みの皆さんも薬に頼って花粉症を一時的に対処するのではなく、自らの体と向き合ってみてください。
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