重炭酸温浴の基となったドイツの『クアオルト重炭酸泉療法』とは?

NUCSS健康浴

もともと私は、八王子市石川町の隣、高倉町1丁目のコニカ㈱ (現 コニカミノルタ)に勤めておりました。

世界初の顔写真付きIDカードの開発が日本の免許証となり、又『写真現像の無水洗処理』でミニラボ時代を築き、不可能と言われた液剤ケミカルを錠剤化しケミカルの溶解フリー達成。
700もの特許を取得する発明おじさんと呼ばれ、環境保護の功績から科学技術庁長官賞紫綬褒章をいただき、その御礼に定年後は写真技術で社会に恩返しを志し、その当時、出張先のドイツで重炭酸温浴法の基になる、ドイツの『クアオルト重炭酸泉療法』に出会うことになりました。

当時(1995年)写真用錠剤の工場建設で、度々出張していたドイツのフランクフルト近郊で体験した温泉の街バドクロイッチェンゲンの温泉館の看板を見て、この湯を入浴剤として開発し日本に持ち帰ろうと志したわけです。
その看板は、「杖を持って腰が曲がった老人が温泉から帰る頃には杖を置いてピンと立っているデザイン」が描かれていました。

東京での毎晩夜中までの研究生活と、12時間以上飛行機の長旅を重ね、ボロボロに疲労した身体が、たった2日間の毎日3時間の入浴で完全疲労回復、時差無し熟睡が得られるのです。
ヨーロッパは地続きで戦争が絶えない歴史があり、兵士の怪我や病気を治すのに温泉が欠かせないものだったため、歴史をエビデンスに健康保険で4週間も湯治で逗留でき、あらゆる病気の治療が行われていました。

私自身、まさに看板に描かれていた通り、この湯に浸かれば命が蘇るのでした。
「この湯を開発し日本に持ち帰れば、日本の高齢化社会を救える」
陛下に紫綬褒章のお礼が出来る、と考え、そして定年後に『重炭酸温浴法』という一つの開発が形として実ったのでした。

ドイツやイギリスなどヨーロッパではホームドクター制がとられ、薬や手術を使わず、生活指導や自然療法で病気を治せば医療ポイントが大きくなり、お医者さんが儲かる仕組みがつくられ、医者に通わないよう生活指導で健康をつくれば医者が儲かる制度の仕組みになっているのです。
日本と全く真逆の医療制度なのです。

40兆円を超える日本の医療費、25兆円を介護費に年金を加えた社会保障費は120兆円を超え、若い方の負担も限度を超え、消費税なら25%を超えて実施しないと国家財政は世界に顔向けできない状況にあります。
これをなんとかしたい。
健康寿命の延伸、世界からがんや難病を治したい。
これが我が社の経営理念です。
定年後に会社を設立した社是でもあります。

「重炭酸温浴療法を絶対に世界に普及させたい」
そう思います。

合わせてこちらもご覧いただけると幸いです。

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