好きなことを、オリジナリティを持って。

想い

あと20年弱でAIシンギュラリティが来る。
2040年には、AIは人の脳を超え、ビッグデータが今ある4割の仕事をAIロボットが代替すると言われている。
そんな中で人ができることと言ったら、やはり「芸術とかデザインなど自分の好きなこと」や
「自分にしかできないオリジナリティ性の高い事」ぐらいなのではないか。
となると、子供の頃に受ける教育が非常に重要になってくる。

学校で学べることは、単なる知識の詰め込みで、これはAIが最も得意なこと。
知識はただ単に頭に入れるもので、使うのは知恵だ。
これからは社会に出て使える”知恵”が重要になる。

日本の学校では、子供は横並びで、出る杭は打たれたり抜かれちゃうから
皆 頭は出さないよう生活しているので、オリジナリティなどはまるで出ない。
親は「将来食えるか食えないか」というところを心配し、「勉強していい学校へ」と画一的。

2035年以降は知識では食えなくなる。
米国やヨーロッパの親は、
「好きなことをやれ、好きなことを伸ばせ、と自由奔放に育てる」
だから、自己主張も強く、それぞれ好きなことを徹底して伸ばしてくる。
皆全く違う事で得意を持っているが、誰もおかしな奴とも思わない。
日本なら 変わったやつで村八分 いじめの対象ばかりだ。
苦手分野を克服するなど馬鹿な事と、好きな分野をとことん伸ばす。

日本の”出る杭は抜いちゃう”精神は社会全体にある。
子どもも大人も、チャレンジングなんて夢のまた夢。
石橋たたいて絶対に出ない事が無事長久の基。

社会に出ても、上司の言うことを聞いてれば良い、
絶対に出てはいけないと思っている。
でももう終身雇用は崩壊しつつあり、そんな時代は終わったのだ。
AIとの勝負だ。

日本の1時間あたりの労働生産性は48ドル、アメリカは75ドルと聞く。
日本は、管理職が人の管理が仕事と勘違いし 仕事をしていない上司が多すぎるのだ。
若い社員がやった仕事をもてあそんでいるだけで1日を終えている。
管理職とマネージャーは全く違うのが海外だ。
人の管理など仕事のうちではない。
マネージャーが一番仕事をするのが海外、より実力社会だ。
できるやつが、やりたいことをやれる社会になっている。

GAFAがあるシリコンバレーでは、起業意欲満々で何でもビジネスチャンスにしたい輩がいっぱいいる。
皿洗いに未来の大企業家が潜んでいる。
全く違う文化が海外にはある、だから子どもが高校生や大学生になったら、1年でも良いから海外にほっぽりだす。
武者修行、かわいい子には旅をさせよ、そういった気持ちで留学させることをおすすめする。

もちろん、日本にも良い面があって、礼儀正しく、規範を持った日本人は素晴らしい。
世界中の宗教の一番いいところを、国民みんなで実践しているのが日本社会。
中国人の富裕層の息子なんかは、日本の札幌の小学校で育てている。
街がマナーを教えているのが日本なのだ。
そこで育った子供に、あと必要なのものは、海賊的な冒険心、自由な心の解放だと思う。

日本だけで育てると、こじんまりしておもろくない。
モノマネはうまいが、オリジナリティを持った人が少ない。
将来ある子どもや若者は、自分の好きなことを精一杯やって、自分にしかできないオリジナリティを育てるべきだ。
知識ではなく、知恵を出す。
オリジナリテイを出す知恵を身につけ、AIを使う側に回らないとだめだ。

何も知識など必要ない。
AIで質問すればよい。
それを使いこなして仕事にするのが知恵なのだ。
頑張れ日本の子供たち。

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