日本だけがん患者が増え続けている原因とは?

想い

先進国の中で、日本だけが、がん患者が増え続け、がんで亡くなる人も増え続けているというデータがあります。
世界では、がんは治る病気になりつつあるのになぜでしょうか。

原因は色々あると思いますが、一つは、がんは低体温が招く病気であり、冷えは免疫も低下するため、がんにもなりやすいという事があるかもしれません。
この体の冷えや冷え症に関する論文は日本や韓国にしかありません。
欧米人は、冬でも皮のコートやダウンコートの下は半袖のTシャツで過ごす人が多いです。コロナ禍で観光客がいないので、最近はあまり見かけませんが、肌寒い日に半袖で観光や買い物を楽しんでいる欧米人をよく目にしたものでした。これは体温の違いです。

日本人は体温が低下傾向にあります。
日本人特有の低体温睡眠時間が短いことなどが関係してがんが多いのかとも思います。
がん死亡率がうなぎのぼりに上昇し、2020年のがん統計データによると、男性の4人に1人、女性の6人に1人ががんで亡くなっています。
手術と抗がん剤投与、放射線治療以外の治療を認めない日本の特殊事情があります。
この三大療法で治らなければ、高額な自由診療を受ける以外に方法が無くなり、がん難民が生まれています。
2人に1人ががんを患うという現状で、このような治療における事情も相まって死亡率が上がってしまっているのです。

冷え症とがんの関係ですが、心臓と脾臓は他の臓器より0.5℃温度が高く、ガンにはなりにくい臓器です。小腸も食事をすると蠕動運動で温まりますので、常時高温臓器となりこちらもガンになりにくい臓器です。
心臓から遠く、かつ、体から外に出ている臓器は温度が低く、がんになりやすい臓器なのです。
例えば、乳がんや前立腺がんです。また、子宮、大腸、肺、胃なども他の臓器よりも温度が低く、がんになりやすい臓器となります。

がん細胞の増殖は酸素を消費しない分裂反応であることを発見し1931年にノーベル賞を取ったオットー・ワールブルグにより、がん細胞は酸素を消費しない解糖系エンジンで膨大なエネルギーを使って増殖反応することがわかりました。

戦後、石鹸シャンプーが進化し、赤ちゃんの時から体を界面活性剤配合の洗浄剤で洗い流し、肌バリアを破壊してきました。
そのため、化学物質を経皮吸収し交感神経を優位にしてストレス過多となり、常に酸素を使わない解糖系エンジンばかり使って体が冷えてきてしまったのです。
冷えが10年、20年続くと、使い続けた解糖系エンジンは、実は地球に酸素がなかった時代の細胞分裂型生物のエネルギーエンジンであったため、特定臓器の細胞が先祖返りして10億年前の嫌気性分裂反応を起こし始めるのが、がんなのだそうです。
これは各国政府が膨大な研究予算をつぎ込んでもいまだ不明ながん発生原因を、実は細胞の先祖がえりと読み切った1人が、あの新潟大学の名誉教授であった安保徹教授です。

地球に酸素がない時代の解糖系エンジンの生物に酸素ができはじめた頃にどこから来たのか、酸素を使ってより多くのエネルギーを生み出すミトコンドリアエンジンが寄生し、分裂をやめて合体し、大きな生物が生まれたのが今の生物だそうです。
本来であれば、解糖系エンジンとミトコンドリアエンジンをバランスよく自律神経がコントロールし、均等に使うことが健康的なのですが、石鹸シャンプーや塩素、殺菌剤の出現による化学ストレスで体温が低下し、ミトコンドリアエンジンが動かず、効率の悪い解糖系エンジンしか使うことができないため、常に体が冷え続けてしまうのです。

このように、人間の中には元々がんになる組織が存在していて、それは冷えによって古い記憶が呼び起こされるように発症するのかもしれませんね。
いずれにしても、低体温は危険です。
体温を上げるために、しっかりとリラクゼーションをして副交感神経にスイッチを入れて血流を上げていきましょう。

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