PMSと更年期障害はなぜ起こる?自律神経が乱れる根本原因とは

想い

大塚製薬株式会社がおこなった「働く女性の健康意識調査」が発表されました。調査項目は以下の3点で、非常に興味深いものでした。

1.PMS・更年期症状ともに、働く女性の約半数が症状を自覚しているものの、症状への対処に多くの女性が1人で悩んでいる
2.PMSや更年期症状という女性特有の健康課題は、昇進や退職に影響を与える
3.女性特有の健康課題に対し、企業にサポートを求めている

(出典 : ~大塚製薬・働く女性の健康意識調査~「女性の健康課題」(PMS/更年期)がキャリアに影響を及ぼす 個人の対処だけに任せず企業ゴトとして捉えることが求められる
https://www.otsuka.co.jp/company/newsreleases/2022/20220308_1.html )

PMS(月経前症候群)も更年期障害も、女性ホルモン分泌の低下や乱れだけでなく、加齢などの身体的因子、性格などの心理的因子、人間関係などの社会的因子が複合的に関与して、自律神経のバランスが乱れてしまい起こる症状だと思います。
すべての臓器は自律神経が動かしていますが、メンタルに問題があれば、自律神経が崩れてホルモンのバランスも崩れていきます。

以前もブログで書きましたが、私は中学生の頃から下痢で悩まされていました。
社会人になっても3日から5日に1回のペースで下痢をしていて、胃腸が弱く、通勤時に途中の駅で降りてトイレに駆け込むこともよくありました。朝、家を出た後にお腹が痛くなり突発的に襲われたのです。
これも今となっては、社会的ストレスなどにより自律神経が乱れていたことも原因のひとつだと思っています。症状は異なれ毎月襲う女性の症状も大変なことだと推察します。

先日、自民党内で更年期障害によって会社を辞める人が増え、これを法律で守れないかという分科会ができたそうです。女性を守ることは国の根幹の問題となっていくことでしょう。

ではなぜ、自律神経のバランスが崩れやすい人が多くなっているのでしょうか。
それは、戦後、食生活や生活スタイルが大きく変化したことが要因です。
利便性、性能、価格面などが人気を呼び、瞬く間に化学物質が身近なものになりました。

入浴でも、界面活性剤配合の液体石鹸が進化し、高性能化、それを使い始めたことにより、化学物質の経皮吸収が続き、体へのストレスが自律神経へ悪影響を与え続けた結果だと考えています。

その結果、1億総ストレス時代へ、このストレスはメンタルではないため働き方改革などでは解決しません。入浴方法を変えない限り解決しない問題なのだと思います。

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