東京の桜は3/27頃に満開を迎えるそうですね。これから暖かい日が続きそうです。
春は「木の芽どき (このめどき)」と言って、木々が芽吹く季節となりますが、人間にとっても季節の変わり目は、メンタルが悪化しやすい時期となります。
木の年輪は、冬は縮み、夏にかけて大きく成長しますが、人間もそうだとすると、春から夏は、新しい細胞がどんどん生まれるはずですから、アポトーシス(自然死)する細胞の排泄やデトックスが重要になります。
私がいつもご紹介しています、紀元前の医聖ヒポクラテスの言葉に「完全なる健康は、完全ある排泄である」というのがあります。
人の体(細胞)はおよそ3ヶ月で新しく入れ替わると言われますから、3か月でアポトーシスした古い細胞は老廃物となってデトックスされなければなりません。
栄養や酸素の供給も、老廃物の排泄も全ては血流が受け持っており、毛細血管や毛細リンパ管が極めて大事なインフラとなるわけです。
新陳代謝とは、古い細胞をどんどん壊して入れ替え、デトックスしていくことで、「新陳代謝が良い」とはこの働きが活発であることなのです。
栄養供給もデトックスも血流が重要になり、この大事な血流を上げるためには、副交感神経が優位になる必要があります。
ゆったりと湯に浸かるだけでリラクゼーションでき、自動的に副交感神経にスイッチが入る重炭酸温浴が最も適しているのではないでしょうか。
大事なことは、この時、界面活性剤入りの石鹸やシャンプーの使用を辞めることですね。
せっかく自然に近い入浴ができていても、不必要な化学物質を含む洗浄剤で体や髪を洗っていてはもったいないです。体を化学ストレスからも解放してあげましょう。
重炭酸温浴の温浴効果により、血流が上り体温が上がれば、全身への栄養や酸素の供給もデトックスもスムーズに行われると思います。
年齢を重ねるごとに新陳代謝は衰えます。代謝をあげるためにも入浴方法を今一度見直してみましょう。
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