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入浴するたびに肌ストレスが?
体の中で一番大きい臓器というのは、実は皮膚・肌です。
日本の成人の平均で、畳1畳分ほどの面積があると言われています。
そして皮膚以外の臓器は他人にも移植できますが、皮膚は他人の皮膚を移植できません。
自他を区別して排除する免疫組織であることが分かっています。
お肌の表面は外界からの紫外線や細菌ウイルスなどの攻撃から守るため、1兆個もの常在菌が弱酸性の抗菌物質とともに天然バリアを作って守ってくれています。
(常在菌は口の中で100億個、腸内には1,000兆個、お肌には1兆個もが存在し体を守っています)
この皮膚を守ってくれているバリア。
角質をレンガとしたら、皮脂セラミドはモルタルの役目をして、しっかり固めて守ってくれているのですが…
戦後出現した合成化学洗剤の進化によって、毎晩の入浴時に皮脂セラミドの皮脂が洗い流され、バリア構造が破壊され続け、残留塩素や石鹸・シャンプーに含まれる殺菌剤や他の化学物質が、容易に経皮吸収され皮下脂肪に蓄積。
一定濃度になると、四六時中交感神経を優位にして血管を緊張させ血流を低下させ、体にストレスを与え続けてしまいます。
これが体へは冷えとなって現れ、肩こり腰痛・肌荒れ・生理痛などの不調や不定愁訴が長期に続き、その後がんや糖尿病・高血圧などの生活習慣病の元になってしまうと言われているのです。
日本の水道水は危険?
戦後GHQにより押し付けられた0.1ppm以上という上限のない塩素殺菌剤添加基準の水道法。
世界は0.1ppm以下が基準のため、世界の10~15倍も高い濃度の残留塩素があるのです。
飲むにはO157 やノロウイルスなどから守り、世界一安全な水とはなりますが…
石鹸・シャンプーが登場した戦後の入浴環境では、お肌はバリアが破壊され無防備のまま、浴槽で化学物質が経皮吸収して皮下脂肪に溶解蓄積し、赤ん坊の時から石鹸で洗われ、10年20年後深刻な冷え性となってしまい、睡眠障害が現れ、結果としてガンや、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、認知症、アレルギーなどの生活習慣病となって体を蝕んでしまいます。
今、後進国でも、アトピーが急増しているようですが、経済発展で石鹸・シャンプーなどの使用が広まったのが原因だと言われている様です。
日本人は腐らないというWEB記事があったり、冷え性の研究論文が日本にしかなく、石鹸・シャンプーはあるが入浴習慣がない欧米人は、皮のジャンパーの下は冬でも半袖シャツ。
睡眠時間も欧米では8時間半以上に対し、日本人は7時間ちょっと。冷えは睡眠にも悪影響です。
戦後の石鹸・シャンプーによる肌バリアの破壊と、残留塩素経皮吸収の影響が、日本特有の生活習慣病の元凶といっても過言ではないような気がします。
経皮吸収は、腕や背中が1とすると、粘膜部の経皮吸収は42倍も高く、お尻や女性の生殖器に注意が必要なことがわかります。
女性に冷え症が多いのも、これが理由かもしれません。
赤ちゃんが生まれたら、お母さんのシャンプーの匂いがしたとかいうTV番組の報道がありましたが、戦前は、1万人に1人で生まれつきだと言われた自閉症の子が今ではクラスに1人もいる。
また若年性鬱なども昔はほとんど無かったわけですから、やはり入浴時の石鹸の使用はバリア保護の観点からも、気をつけねばならないのではと思います。
福山雅治さんやタモリさんが、「お尻は石鹸で洗うな!」なんておっしゃっているそうです。
石鹸や塩素が与える化学ストレスはサイレントで無意識でも広がり、心の病にも繋がっているようなので気を付けねばなりません。
薬を飲む習慣も危険!
石鹸・シャンプーで肌バリアを破壊し、化学物質を皮下脂肪に蓄積してしまう危険と同じような生活習慣がもう一つあります。
それは毎食後、定期的に3つ以上のお薬を飲む生活習慣です。
微量な農薬や食品添加物、化学物質なら肝臓や腎臓で解毒できるのですが、残留期間が3日以上あるお薬を毎食後大量に飲めば体内では解毒できず、体内に蓄積した化学ストレスが入浴と同じように血流を下げ体を冷やしてしまう生活習慣になってしまうのです。
これもまた様々な病に繋がっていきます。
日本で高齢者の皆さんが毎食後飲んでいるような薬は、ヨーロッパでは博物館に陳列され16,000もの薬が「昔の人が飲んでいた大量の薬」として展示されております。
欧米では受けてはいけない医学として、過去のものとなっているお薬主体の医療も見直されているのです。
毎日、合成化学物質の石鹸・シャンプーで入浴し、何かあればすぐ薬を飲んで治す、という日本人の生活スタイルは危険です。
世界ではNO-POO習慣(ノーシャンプー)とホームドクター制で、薬や手術に頼らない生活指導で病気を予防する医療が新しい常識に代わってきているのです。
石鹸・シャンプーの合成化学洗剤は環境省のPRTR法で環境にも生体にも危険な物質として登録され、イオンのトップバリュでは、危険で不要な化学物質109を公表し【なくす109】として、オーガニック調の新しい安全な石鹸・シャンプーの時代を迎えているのです。
まとめ
「冷えは万病の元」と言いますが、まさにその通りで、人間が生まれて300万年、化学物質の生活への登場はたった70年です。
欧米では2016年以降、液体洗剤や液体シャンプーに殺菌剤が入っているものは全面販売禁止となり、殺菌剤が無ければ商品化できない液体化粧品がオーガニックに進化しつつあります。
「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」
これは、医学の父として名を知られる古代ギリシャの医師ヒポクラテスの言葉です。
化学ストレスは、人間の強いストレスであり、健康の基礎となる血流を下げ、体温を下げ、免疫も下げてしまっている事に気が付く時が来たのではないかと思います。
これらを一度に解決する方法、それが『重炭酸温浴法』です。
重炭酸温浴法ができる家庭用の重炭酸入浴剤は、無香料、無着色で、発酵法自然由来成分で塩素もゼロに中和します。
(色や香りが入った入浴剤は化学物質満載です)
重炭酸入浴剤の成分は重曹とクエン酸とビタミンCです。
(他の2成分は打錠工程で必要な滑沢剤です。微量で工程必要成分で会って錠剤に必要な成分ではないため、その他成分としましたが、今後は全成分を表示してまいります。)
重炭酸入浴剤でも、色や香りが付いていたり、その他4成分などが入っている類似品には気をつけましょう。
あとは、ぬるま湯で入って、出た後にじんわり温まらない入浴剤は化学物質が入っている証拠です。
化学物質があるだけで、体は血流を下げてしまうのです。
昔、化学合成調味料が毒といわれた時代がありました。
それは”化学合成”調味料だったからです。体を冷やしてしまう化学品です。
今は「サトウキビから発酵法で作ってます」と盛んに宣伝していますね。
そういう点で説明すると、私どものクエン酸もトウモロコシから発酵法で作っております。
そんな重曹とクエン酸とビタミンCだけで入浴できる重炭酸入浴剤。
波動共鳴法で測定し、化学物質を感じさせない処方設計を進めています。
入浴剤から徹底化学物質を排除して、お客様の安全を大切にしてまいります。
大切なお肌を化学物質から守る、新しい入浴法にかえていきましょうね。
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