前回は、体温を上げると睡眠の質が良くなるというお話をしました。
では睡眠の質が良くなると、体と心にどんな変化が起こっていくのかご説明したいと思います。
良く眠れている人は、副交感神経優位の状態ですので、実は食欲が減りあまり食べなくても良くなっていきます。
逆に、寝不足や仕事などでストレスが続き交感神経が優位になっていると、食べることで副交感神経にスイッチを入れようとします。ストレスが溜まると、必然的に食欲がわいてきて食べすぎて太ってしまうものなのです。
体の中で実際に何が起こっているのかというと、睡眠時間が短いと食欲増進ホルモンのグレリンが分泌され、食欲抑制ホルモンであるレプチンが減少してしまいます。睡眠時間が長くなれば、レプチンが増加し食欲が抑えられます。
仕事が忙しくて寝不足の人ほど、食べることで精神を安定させようとしているようですが、睡眠をしっかりとることがダイエットには重要なのです。ついつい食べすぎてしまう時は、過労やストレスを抱えていないか、寝不足になっていないか?生活を振り返ってみましょう。
毎日重炭酸温浴を30分続ければ、自動的に副交感神経にスイッチが入り、ぐっすり眠れて寝不足も解消できます。寝不足の方、食欲が抑えられない方は、重炭酸温浴を全身浴で41℃以下、30分程しっかり1ヵ月試してみてください。変化があらわれてくると思いますよ。
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