肌寒い冬でも、薄着で半袖やパンツ姿で買い物や観光をしている欧米人を見たことはありませんか?欧米人は、冬でも皮のコートの下に半袖のTシャツを着ていることが多いです。日本人ではあまり見かけませんよね?
これは単純に体温や代謝の差によるものです。欧米人は冷えを感じにくく、体温も高い一方で、日本人は戦後、体温が1℃低下してしまいました。冷え症に関する論文も、日本語のものしか見当たらず、世界では日本と韓国だけの現象とされています。
日本と韓国にしか無い冷え症の原因は?
社会環境によって健康や体温が異なる現象は社会疫学的に扱われますが、日本と韓国に特有の特徴としては、GHQの指導で水道水の残留塩素濃度が世界の10〜40倍も高く設定されていること、国民が清潔好きで美容や健康に気を使いすぎるため、化学洗剤やシャンプーを毎日使用し、過剰に清潔を保つ傾向があることが挙げられます。
経皮吸収が特に大きい女性のデリケートゾーンも界面活性剤入りの洗浄剤で洗われ、肌バリアが破壊され、化学物質を吸収しやすくなります。その結果、自律神経の交感神経が常に優位なストレス状態となり、血管が収縮し低血流・低体温を引き起こし、冷え症が発生しています
これが、体温が低くなる原因の一つです。また、ストレス社会で睡眠時間が短く、若者の自殺率も高いなど、多くの共通点があります。さらに、少子化率やがんの発生率も高いという点が挙げられます。
西洋医学では冷え症はほとんど認識されておらず、病気として扱われていません。そのため、冷え症専門の診療科を設けるクリニックは存在しません。一方、東洋医学では冷え症を重要視し、血液の汚れなどを病気の根本原因として位置付けています。
このような背景から、私たち一般社団法人 重炭酸温浴NO療法普及協会では、エビデンスのあるケミカル成分を含まない、皮脂を抜かずに汚れをきれいに洗い流す重曹とクエン酸、ビタミンCだけを使用した重炭酸イオン洗浄の入浴剤による医療としての冷え症の改善を研究してきました。獣医師で医学博士の奴久妻智代子先生を温浴指導士として迎え、オンライン診療の医師として山下医師を迎え、長湯式重炭酸温浴NO療法をスタートさせています。
長湯式重炭酸温浴NO療法オンラインクリニック
家庭のお風呂を治療の場にし、患者さんは普段の生活の健康相談でもLINEを通じて気軽に温浴指導を受けていただくことができます。冷えの根本解決に必要な血流を温浴療法で体験してみませんか?
体温が上がれば代謝も向上し、睡眠の質が改善され、血圧も低下し、血糖値も正常化します。自己治癒力や免疫力も体温で取り戻せるようにしていきましょう。
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