朝日新聞デジタルにこんな記事が載っていました。
出典:https://www.asahi.com/articles/ASS2S5J0XS2JUHBI02F.html
2024年2月28日、2023年韓国の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数)が0.72になったと発表しました。前年の0.78をさらに下回ったようです。少子化に苦しむ日本(1.26)と比べても圧倒的に低く、異例の世界一の「少子化」が続いています。
これを聞いて「なぜ日本と韓国がとびぬけて少子化なのか?」と思う方がいらっしゃるのではないでしょうか。
以前、「なぜ冷え症は日本と韓国だけ? 欧米では真冬でも皮のコートの下は半袖Tシャツ」とお話しし、両国の睡眠時間が世界一短く、若者の自殺率が高いなどについても触れました。
日本と韓国の清潔好きな国民性が仇に?
その原因の一つとして、日本と韓国の水道水の残留塩素濃度が非常に高いことが挙げられます。世界基準では0.1ppm以下とされるのに対し、両国はGHQの強い指導の下、戦後の水道法で0.1ppm以上と決められ、無制限に塩素が添加されています(日本は世界標準の15〜20倍、韓国にいたっては40倍にもあたる4ppmも添加されていると言われています)。
欧米では化学洗剤は週1〜2回しか使わず、匂ったら香水をつける程度で済ませる清潔観ですが、日本や韓国では毎日のように石鹸やシャンプーで全身を徹底的に洗う習慣があり、肌バリアが破壊され、塩素や化学洗剤の化学物質が容易に経皮吸収されてしまいます。その結果、化学物質が皮下脂肪に溶解し、常時自律神経を交感神経優位のストレス状態にしてしまう恐れがあります。血管は緊張し、血流が低下し、低体温や冷え症を引き起こす可能性があるのです。
また、経皮吸収された化学物質は肝臓や腎臓で解毒できる経口摂取に比べ、経皮毒は解毒機能がない点が厄介です。副腎皮質からストレスホルモンコルチゾールが常時分泌され、血中を巡って脳の海馬で吸収され、脳を破壊し、若年性うつや睡眠障害、ADHD、認知症などの1億総ストレス社会の原因になっているのではないかと思います。この仮説が正しければ、働き方改革などをいくら進めても、ストレス社会は解消しない危険すらあります。
2000年頃から起こっている「中性化」
1975年頃、化学洗剤が進化し、合成界面活性剤が一般化しました。
この頃生まれた赤ちゃんが成人する2000年頃から、若者の異性に対する興味が急激に低下し、まず男性の未婚率が急上昇し、少し遅れて女性の未婚率も上がっていった経緯があります。
洗剤中の界面活性剤が環境ホルモンとして「草食系男子」や「中性化」を進めるとも言われ、2010年頃から男女ともに異性を求める人間本来の野性味を失いつつある人が増え続け、結果として少子化につながったのではないかと考えられます。
その一つの証拠として、国民のカロリー摂取の変化のグラフがあります。戦後、食糧事情が好転しカロリー摂取は増加しましたが、ちょうど化学洗剤が進化した1975年頃から、食糧事情が良くなり続けたはずが、カロリー摂取は低下し始め、その後も急激に減少し戦前並みにまで落ちてしまいました。特に、野性味に必要なタンパク質の摂取が減少しているというデータがあります。
細胞内には交感神経(ストレス)が支配する酸素を使わず糖しか消化しない解糖系エンジン(冷えたエンジン)と、副交感神経(リラクゼーション)が支配する酸素を使って糖だけでなくタンパク質も脂肪も消化する暖かいミトコンドリアエンジンがありますが、冷え症でストレス性の交感神経優位な人は解糖系エンジンが主体でミトコンドリアエンジンが活発に働かず、タンパク質が消化されにくくなるため、異性に対する興味が失われ、結果として少子化になるのではないかと推察しています。
少子化を救うためには、「お湯を代えれば命が変わる」やノーソープ、ノーシャンプー、塩素ゼロを訴えているのです。
経皮吸収した化学物質を解毒するには時間がかかりますが、毎日重炭酸温浴を欠かさず血流を上げて排泄を続ければ、徐々にデトックスされていくはずです。
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