牛肉を食べずに代替肉で温暖化が防げる?

想い

アメリカのマクドナルドが代替肉を使用したハンバーガの試験販売を始めたそうです。
代替肉市場は健康志向と環境への配慮だと言われ、年々支持が高まり売上も伸びているそうです。

それにしても、牛が出すゲップのメタンが地球温暖化に拍車をかけるから人口肉へ….という考え方は少し疑問です。
温暖化の原因は二酸化炭素が76.7%、メタンが14.3%と言われています。
牛を減らしたところで人間が使う石油や石炭など、化石燃料の燃焼を止めない限り温暖化の原因は減らせないと思います。

60年ほど前は30億人だった世界の人口も、今では1年に1億も2億も増え、2021年現在では78億人にもなっています。
78億人が呼吸をすればそれだけで二酸化炭素は相当増えるわけです。
牛肉を食べようが食べまいが、ほとんど変わらないのでは?と思います。

異常気象が増えて困るのは人間だけであって、地球自体は何ら関係ないはずです。
温暖化が進み人間が住めなくなったとしても地球はどうってことないわけです。
森林が二酸化炭素を吸収して酸素に変えられる量はとうに追いついておらず、戦後にどんどんバランスが崩れ環境が破壊されていったのだと思います。

今後、途上国の二酸化炭素排出量は、人口の増加と経済の発展を背景に更に増加することが見込まれます。
先進国がいかに地球温暖化対策をしても、あとの9割は後進国なわけですから、極めてものすごいスピードで地球の温暖化は進むのではないでしょうか。
もしかしたら、すでに制御不能なのかもしれません。
極論を言えば、牛肉を食べようが食べまいが、人類はもうすでに生存不可能だということを考えなくてはならない時期にきているのかもしれません。

20世紀【1901〜2010年】の間に海面は19センチ上昇したそうです。
2100年までには最大82センチ上昇すると予測されています。
北極の氷が溶けてしまうと東京もかなりのところが水没します。
江東区のような海抜ゼロメートル地帯では水没は免れないでしょう。

様々な無駄を省き、可能な限り自然再生エネルギーを使い炭酸ガスの輩出を抑え、地球に優しいライフスタイルへ変えていかなければ、人間は生き残る術がなくなるかもしれません。
私達は地球温暖化をもっと真剣に考える時にいるのだと思うのです。

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