■ 一般社団法人 重炭酸温浴研究所
代表理事 小星 重治
高齢化やストレス社会の進展で日本の医療費は42兆円を超え、年金介護と合わせた社会保障費だけでも120兆円、税収入の2倍にもなり、2019年末の国家債務は1,000兆円を超え、新型ウイルス対策でさらに借金は100兆円程度必要なことを考えると、大幅増税以外に出口が見られないのが現状です。
2020年生まれの平均余命は100歳を超え、生涯現役社会で年金制度が崩壊の危機にあり、高齢者の就労が強く求められていますが、働くための健康は、65歳から急激に医療費が上昇することからも、80歳定年制の実現はまだまだ遠い健康状態にあると思われ、高血圧症も糖尿病も心疾患やうつや認知症もますます増加し難病化、2人に1人ががんという現状では、寿命の延びは必ずしも幸せな社会とはなりません。
そんな中、コニカミノルタ勤務時代の1999年、55歳で紫綬褒章を戴き、豊明殿で天皇陛下のお言葉に感激して、定年後は「写真技術で社会へ恩返し」を決意、62歳で顧問を辞し独立、国民の健康増進事業を進め、医療費削減により国家財政の再建に寄与したいと進めてまいりました。
紫綬褒章受章当時、ドイツでの写真の錠剤製造工場建設の責任者として、現地に滞在し、たびたびバート・ナウハイムやバド・クロイッチェンゲン等のクアオルトで自然炭酸泉療法を体験、その折、驚くほど体が温まり、ぐっすり快眠、時差も解消、疲労が取れ、お肌や髪もつるつるになる、その効果の大きさにびっくりしました。
ドイツでは歴史をエビデンスに、健康保険で4週間も療養湯治ができあらゆる病気の治療が可能と現場の医師から聞き、もしこんな温泉効果の入浴方法が自分に開発できれば、健康保険がなくても日本ならドイツと違ってどこの家にもお風呂があり入浴習慣があるので、この温泉を研究しよう、これで人々の健康のお役に立たとう、そう思うようになったのでした。
定年後、ドイツの自然炭酸泉と同じ泉質のお湯を日本中探し周り、ついに大分県竹田市の長湯温泉を探し出し、この地をたびたび訪れました。
自然炭酸泉の地下1,000mで起こる、炭酸ガスが噴き出し中性の地下水に溶解する、まるで地下で重曹とクエン酸を混ぜて反応させた様な現象に、研究者として非常に興味を持ちました。
そしてこれまで培ってきた写真技術の応用で、『重炭酸温浴法』を確立することに成功しました。
写真技術で社会に恩返し、自信を持っておススメできる温浴効果や美容効果が期待できる、すばらしい入浴方法が完成したのです。
家庭で毎日お風呂に入り、健康的な生活を送って頂きたい。
私たちは、乳幼児やお肌のデリケートな方もご愛用いただけるよう合成の香料や着色料を一切使わず、水道水中の塩素も中和する、『重炭酸温浴法』を確立させました。
38℃~40℃のぬるい湯に30分浸かることをおすすめしています。温浴効果により、芯から体が温まり、冷えが緩和し、1日の疲れを癒してくれます。
2009年に『重炭酸温浴法』を確立して以来、多くのお客様よりお礼のお便りをいただきました。その反響に私自身も驚いております。「写真技術を使って、社会に恩返ししたい」という創業理念が、家庭で簡単に健康づくりができる入浴方法を生み出し、人の健康つくりに貢献できる喜びを与えてくれました。
これからも、お客様に日々の健康をお届けする企業としてますます精進し、この事業を大切に育てていきたいと考えています。これらからもご指導を宜しくお願い申し上げます。
定期的に開催しているセミナーについては下記HPをご確認ください。
https://onsen-apon.org/seminar2/
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